今年の4月、女優の朝丘雪路さん死去の報道の際、彼女が認知症で闘病されていたことが明らかになりました。

 

いわゆる「深窓のご令嬢」で、ご両親に大切に育てられたんだろうなって思わせる、育ちの良さ。
ほんわかとした雰囲気で、バラエティ番組などで天然な発言をされてましたが、何をどう口走っても、決して嫌みに聞こえない。
その反面、本業に打ち込む姿は、とても凛々しかった。

 

会見されたご主人の津川雅彦さんは、そんなに多くを語られなかった。
でも、「妻が僕より早く死んでくれたことが何よりのプレゼント」という言葉には、朝丘雪路さんとお子さんへの愛情がにじみ出ていて、なんだか胸がいっぱいになりました。

 

ご家族で献身的に介護されていなければ、出ない言葉だと思うから。

 

ところで、 アメリカでは、認知症のことを「ロング・グッドバイ」と呼ぶことがあることをご存じですか?

 

認知症

 

 

私は、ネットで見つけた「ドクター和のニッポン臨終図巻」という記事を通して、初めて知りました。


>>【ドクター和のニッポン臨終図巻】優しく愛おしい時間が流れ… 朝丘雪路さん、津川雅彦との「ロング・グッドバイ」 (1/2ページ) - zakzak


記事の執筆者は、長尾和宏さん。
兵庫県内でクリニックを開業されているお医者さんです。

 

記事内には、死因に「認知症」と記載されることに抵抗があるご家族が多いこと、これはすなわち、認知症になんとなく偏見を持っている人が多いことの裏返しではないか、という指摘がありました。

考えたこともなかった視点だったので、虚を突かれた思いです。

 

記事の最後に触れられていたのが、「ロング・グッドバイ」について。


特に、アルツハイマー型認知症は、脳が萎縮し、神経細胞も徐々に失われていくので、体の機能も徐々に低下していきます。
認知症が完治する薬は、今はありません。ゆっくり病気が進行し、ゆっくり死に向かいます。

その期間は、長いお別れの時間。

 

正確には、「認知症」に当たる英単語は、「dementia」が一般的なようですが、「ロング・グッドバイ」は、とても味わい深い言葉だと感じました。思いついた人は、センスがあるなあ。

 

ただ、気持ちの余裕がなく、憎しみや悲しみだけが支配している介護現場では、「ロング・グッドバイ」という言葉は、決して出てこないはず。

 

介護のさなか、あるいは、介護を振り返った時、「ロング・グッドバイ」という言葉が思い浮かんだなら、それはとてもすばらしい日々だったんじゃないかな、と思います。

 

津川さんやお子さんだけでなく、きっと朝丘さんも、「ロング・グッドバイ」の日々をお過ごしだったのでしょう。

 

「ロング・グッドバイ」という言葉を調べているときに、以下の書籍を見つけました。

読んでみようと思います。

 

 

 

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