先日、新聞広告で「フレイル予防」という言葉を目にしました。

 

フレイル


健康寿命を延ばすために、フレイル予防が大切という内容でした。

しかし私は、「フレイル」という言葉を初めて目にしましたので、ちょっと調べてみました。


 

「フレイル」とは、海外の老年医学の分野で使用されている「Frailty(フレイルティ)」に対する日本語訳です。

 

加齢に伴い、体力や気力などが衰え、体が弱くなっている状態のことを、フレイルと呼びます。

フレイルが進行すると、介護が必要になる可能性が高くなる、すなわち、フレイル予防が大切、ということ。

 

この「Frailty(フレイルティ)」、最初の頃は「虚弱」、時には「老衰」「衰弱」などという言葉があてがわれていたそうです。

 

しかし、ただ単純に「虚弱」と言ってしまうと、否定的な意味しかありません。
「予防できるし、きちんと対応すれば、また元気な状態に戻れる」という意味を含めたい。


様々検討し、結果として採り入れられたのが、日本老年医学会が提唱した「フレイル」という言葉だったのだそうです。


>>フレイルとは | 健康長寿ネット

>>フレイルに関する日本老年医学会からのステートメント(PDFファイル)
>> 資料4 日本老年医学会提出資料(PDF:2,323KB) 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ審議会資料 |厚生労働省
 

考えてみれば、日本語には表現力豊かな言葉がたくさんあるのに、病名とか、高齢者の様々な状態にピタッと当てはめられる言葉って、すごく少ない。
それに、新たな言葉を作り出すのも難しい。

 

代表的な例が、「痴呆症」に変わる言葉として出現した「認知症」。
今でこそ広く認知されていますが、最初の頃は、とても違和感のある言葉でしたよね。

 

フレイルの状態には、「社会参加面」「精神面」「身体面」のフレイルがあります。

 

フレイル

 

では、「フレイル」かどうかのボーダーラインはどこか。


実は「フレイル」の統一された評価基準はなく、一般的にはLinda P. Friedらの評価基準が用いられているそうです。

 

Friedらのフレイルの評価基準

  • 体重減少
  • 主観的疲労感
  • 日常生活活動量の減少
  • 身体能力(歩行速度)の減弱
  • 筋力(握力)の低下

 

これを元に、国立長寿医療研究センターが行った、日本独自のフレイルチェックが以下の通り。

 

 

 

 

フレイルを予防するためには、やはり「運動・食事・社会活動の3要素をバランスよく改善する」こと。

 

フレイル

エイジングアンドヘルス バックナンバー No.80より抜粋
 

フレイル予防と言われても、何から始めて良いかわからない方は、国立長寿医療研究センターが作成した「健康長寿教室テキスト」を一読されてはいかがでしょう。
フレイルのことや、その予防法などが、運動面や食事面などから具体的に記載されていて、とてもわかりやすいです。

 

>>健康長寿教室テキスト(PDFファイル)
 

また、高齢者医療に詳しい「老年病専門医」への相談もおすすめ。
専門医の名簿や認定施設名も公開されています。


>>専門医制度 | 社団法人 日本老年医学会

 

 

フレイルについての動画。

 

国際老年学会作成フレイル動画。

 

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